初めまして!
カウンセラーの小野間 光(おのま ひかり)と申します
まずはじめにお伝えしたいこと
私は人工透析の治療を受けている心理カウンセラーです
見た目は健常者の方々と何ら違いが無いように見えますが、週3回の通院が必須な生活を送っています。
腹膜透析からハイブリッドの時期を一旦挟んで血液透析へと移行しました。
一時はどうなることかと思いましたが、現在はカウンセラー業務の他にも仕事をかけもちしているほど元気です。
いまはとても元気ですが、まだまだ体重も減量が必要ですし、厳しい食事制限には毎日悲鳴を上げております。
食事に関しては未だに自分でも正解がわかっていません。毎月数値を見るたびにトホホ・・・と落ち込みます。
もし同じように人工透析をされていて心理面のお悩みもあるという方には、あれこれと説明が必要ない分スムーズにお話ししていただくことができると思いますので、ぜひ一度私のカウンセリングを受けていただけますと光栄に存じます。
鬱病との闘い、数年間のひきこもり、寛解に至るまで
今思えば・・・という推測の域を出ない話なのですが、最初の鬱病はおおよそ2年間ほどかけてじわじわと進行していきました。
1度目が30代前半、2度目の発症が40代前半~後半(わりと最近まで)です。
一度目、この世に鬱病などと言う概念があること自体ほぼ知らなかったころのことです。
生まれて初めて県外に就職し一人暮らしを始めてしばらく経った頃、自分にとって到底ありえないと思うようなミスをしたために「もしかしたら自分はなにかがおかしいのかもしれない」と気づけました。電車を乗り間違え、しかも多数の駅を乗り過ごしてしまったのです。
まだその都道府県に引っ越したばかりで土地勘はありませんでしたが、通勤時には決まった電車を使っていつも同じ駅で乗り降りするので何も問題なく暮らせていたつもりでした。
ところがある日、明日からお休みという金曜日だったと思います。
退勤して、いつもどおりの駅からいつもどおりの電車に乗ったつもりでした。そして電車内で眠ったりするのが苦手なので、いつもどおりぱっちり目を開けて窓の外をぼーっと眺めていました。別のことに気を取られていたわけでもないし、起きていたのでアナウンスだってちゃんと聞こえていました。
なのにしばらくたって耳に飛び込んできたのは、聞いたこともない、まったく知らない駅の名前でした。
慌てて次の駅で飛び降りて、自宅の最寄り駅までの戻り方を駅員さんに聞きたかったけどそこがたまたま無人駅で誰もいない。駅前にはタクシーもいない。でもたまたま近くに大きめのスーパーがあったのでそこの店員さんにいろいろと親切におしえてもらうことができ、〇〇駅ならここの駅からだともう始発まで待たないといけないかもしれないけど、隣の駅からなら乗り換えなしで帰れるはずだと教わり、真夜中にまったく知らない街を教わった駅の方向までトボトボと歩いたその日、私は自分の異常な状況にやっと気が付いたのです。
その当時の私の家族は、長男である兄だけを特別視する異様な状況でした。
こういった精神状態で何かがおかしくなったなと感じてはいたけれど、相談する相手もおらず。もちろん鬱病という病気の名前こそ知ってはいたけれど、その当時の何もものを知らなかった私には、鬱病と言うのは「頭のおかしくなった人・狂ってしまった人」という誤った認識しかありませんでした。
長年お付き合いした男性と30歳を目前にした時期に婚約破棄という経験をした私は、まるで男性に振られたことが原因で頭がおかしくなったと思われそうな気がして、精神系の病院に通ったり治療を受けたりすることに対してものすごく抵抗がありました。なんだか周囲の人からバカにされているような、そんな卑屈な気持ちにすらなっていたと思います。
しかし、鬱病はやはり「病」ですから、放っておいて治るわけがありません。
治療せざるを得ない出来事を自分自身でやってしまったのです。
ある日、家族の中でももともと良い関係性ではなかった兄との口論がきっかけとなり、私は自殺を図ります。
しかし今もまだ生きているわけですから、自殺は未遂で終わってしまいました。その後の1~2年間は非常に強い薬を処方され飲んでいたと言うのと、身の回りの世話やあれこれ手配をしてくれたのが私自身ではなく家族だったということで、あまり覚えていないというのが正直なところです。しかし、強烈な薬の服用が終わったころからのことは部分的に覚えています。
そんなこんなで、いろんな人々や病院の助けがあったおかげで、遠回りでしたし時間もかかりましたが少しずつ少しずつ元の自分を取り戻すことができ、ごく普通に生活を楽しめる状態にまで回復ました。
鬱病は特に、初期の段階では自分自身で気づくのがとても難しいと思います。
静かに音もたてず心を蝕んでいき、とうとう限界が来た時に簡単な選択すらままならないほど思考回路がぐちゃぐちゃになるのです。
当たり前ですが根性論でどうにかなるものではなく、医療の力を借りて少しずつ治癒していくしかない、とても恐ろしい病です。
私は2度、鬱病になりましたが、最もつらかった1回目からは早くも20年近い月日が経ちました。
今だから笑って他人事のように話せますが、何かひとつでもボタンをかけ間違えていたら、何かひとつでも選択を誤っていたら、誰か一人でも私に力を貸してくれていなかったなら、おそらく現在ここに存在していなかったと思います。
鬱病の方に対して私が願うことは、どうにかして医療に結びついてほしいということ。
遠回りのように見えてそれが最も近道なのだと、あなたの状況はもはや一刻の猶予もないのだということに気づいていただきたいと思っています。そしてより多くの方にそのことにいち早く気づいていただくために、初回体験カウンセリングを無料にいたしました。
私自身の生来の性格の問題ですとか、鬱病となるきっかけとなったさまざまなできごと。
たとえば「アダルトチルドレンって自分のことなのかな?」と疑うきっかけとなった幼少期のこと、父が犯した過ち、それぞれ別々のご近所さんから何度も何度も土地を奪われそうになり、私が物心ついたころから裁判やら調停やらの繰り返しだった異常な家庭環境、成人してからの仕事や人間関係のストレスなど、自己紹介としてお話ししたいことはてんこ盛りあるのですが、それを全部ここに書くと長くなりすぎて読まれる皆様のほうがうんざりしてしまいそうですので今後ブログやyoutube動画で小出しに発信していきますね。
こんなところまでお読みくださいまして、本当にありがとうございました!
そのほか、わりとどうでもいいカウンセラー小野間ひかりのプロフィール
【趣味】猫吸い・映画(恐竜・巨大モンスター・ホラー・心霊・ミステリー・ファンタジーなどの要素が少しも含まれていない映画は除く)・アニメとマンガ(特に呪術廻戦、鬼滅の刃、銀魂)・ドライブ・ダム巡り・河川巡り・鯉の餌やり・リフトに乗る・日本庭園
【好き】もふもふした動物全般、麺類、つるん・ぷりん・モチモチッとした食べ物
【苦手】クモ・ムカデ・ゲジゲジ、じゃがいも
【その他】当カウンセリングルームの特徴についてまとめた動画がございます。カウンセラーのプロフィールとはまた内容が別になりますが、どんなカウンセリングを行っているのだろう?と思われたお客様向けの内容でございますので、よろしければぜひ一度ご視聴ください。
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小野間 光